ネット銀行で住宅ローンってどうなの?

2020年05月08日

ネット銀行

皆さんこんにちは(*^_^*)

 

鹿児島市真砂本町にある不動産屋さん《睦和商事》です(。・ω・)ノ゙

 

新型コロナ感染症の影響で緊急事態宣言の発令が全国に拡大され、

 

我が家も当然GWも「STAY HOME」でした・・・

 

色々お店も解除されていますが、いつ鹿児島県内も感染者が

 

いつどこで感染するかわかりませんので、3密は必須です!!!

 

毎日コロナウイルス関連のことでちょっと疲弊気味ですが

 

油断せず「手洗いうがい元気元気」で頑張っていきたいですね。

 

最近の若い方は、メインバンクをネット銀行にしている人も多いです。

 

ご高齢の方でも、昔、高金利で組んだ住宅ローンを、ネット銀行の

 

ローンに切り替える人も増えています。

 

実際に私がコンサルティングをする中で、「ネット銀行はどうなんですか?」

 

という質問が多いです。

 

私としては、その人にとって一般銀行よりネット銀行

 

の方が条件がよければオススメいたします。

 

しかし、実際はそうではない人の方が多いので、

 

あまりオススメすることはありません。

 

もちろんネット銀行も良いところがたくさんあります。

 

しかし、何事にもメリットデメリットは存在します。

 

今日は、ネット銀行のメリット・デメリットを考えてみましょう

ネット銀行でローンを組むメリット

1、金利が低い

 

(例えば)変動金利

 ネット銀行の最低金利 = 0.4%~0.5%

 一般銀行の最低金利  = 0.8%~0.9%

 

このように、ネット銀行の方最低金利が低いです。

 

しかし、あくまでも最低金利なので、その金利適用のために条件があるのは一般銀行と同じです。

 

2、保証料が不要

 

一般の銀行では、ローン契約者が万が一返済不可状態に陥ったときのために、

 

保証料の支払いが必須の銀行が多いです。一括前払いにすると、

 

20万円〜80万円程度の保証料金を、ローン契約時に一括で支払う場合もあります。

 

ネット銀行では、保証会社を利用していない場合も多く、ローンの契約時に

 

保証料の支払いがないケースも多いです。

 

3、繰り上げ返済の手数料が安い。

 

ネット銀行でローンを組んで、繰り上げ返済を行う場合の手数料は、

 

一部繰り上げ返済は無料、全額繰り上げ返済は、1万〜5万円くらいの場合が多いです。

 

一般の銀行の場合でも「ネットバンキング利用」の場合は繰上返済の手数料は無料、

 

「電話・テレビ窓口」の場合は5,000円程度、窓口で手続きする場合は1~3万円程度です。

 

4、窓口に行かなくても大丈夫。

 

一般の銀行では、基本的に窓口で担当者と面談する必要がありますが、

 

ほとんどのネット銀行では、書類のやりとりを郵送やメールで行います。

 

対面が面倒、自分のペースで進めたい、なかなか時間が作れない

 

という方からすると手間が省けて良いかもしれません。

ネット銀行でローンを組むデメリット

ネット銀行のデメリット

 

金利も安くとてもお得に感じるネット銀行の住宅ローンではありますが、

 

メリットがあれば、当然デメリットもあります。

 

1、審査が厳しい。

 

一般の銀行に比べると、審査が厳しいです。特に厳しいのが年収や属性(職業)の基準です。

 

年収400万円未満は審査の対象外というネット銀行もいくつかあります。 

 

土地や建物の審査も厳しくなります。なぜかというと、保証会社がないからです。

 

万一、返済が出来なくなった際も、お客様自身で支払いをしないといけません。

 

そのために、土地や建物を担保としてローンを組みます。このような理由で、一般の銀行以上に

 

厳しく厳正に審査を行う必要があるのです。

 

 一方、一般の銀行では、お客様ごとに担当者が付いて、担当するお客様のローン審査を通過させるために

 

担当者が頑張ってくれます。

 

土地・建物の良い点、お客様自身の評価がプラスになるポイントを探して、審査書類に添付するなどの

 

努力もしてくれます。

 

ネット銀行ではそのようなことはありません。あくまでお客様から提出された資料のみで審査を行います。

 

言うなれば「ドライ」です。

 

お客様のなかには、一般の銀行ではローン審査が問題無く通るのに、ネット銀行では審査に落ちてしまったり

 

することもあります。

 

その他に、ネット銀行の方が、借入期間や、借入金の条件が一般の銀行より悪くなることも多々あります。

 

2、手続きに時間がかかる。

 

ネット銀行では、ローン契約時の必要書類を全て郵送で送らないといけません。

 

仮審査まではネットで完結できますが、その後の本審査では郵送が必須となります。

 

マイホーム購入は、普通なら人生で一度あるかないかのことだと

 

思うので、住宅ローンの手続きに馴れている人はほとんどいないことでしょう。

 

金融機関が細かくルールを設定している書類を一発で完璧に作成できる人は

 

あまりいないと思います。書類に足りない情報があったり、手違いが

 

あった場合は、その都度、郵送での追加手続きが必要になります。

 

書類を郵送して、相手方に届くまでの時間、チェックする時間、再度書類

 

を記入する時間、相手方に届くまでの時間…  

 

何度か書類の郵送を繰り返すと、アッという間に1~2週間経ってしまいます。

 

『ネット銀行の審査は時間がかかる』と言われるのは郵送が必須

 

になっていることも原因の1つです。

 

3、事務手数料が高い。

 

ネット銀行は、『保証料不要』ということですが、多くのネット銀行では、

 

「事務手数料」という費用がかかります。

 

多くのネット銀行は、この「事務手数料」を「借入金額×2.16%(税込)」としています。

 

例えば3,000万円を借り入れた場合は、約65万円の事務手数料がかかります。

 

ちなみに、一般の銀行の事務手数料は3万円程度です。

 

4、対面でやりとりができない。

 

ネット銀行は、直接対面して話をしたり、担当者がつくということがないため、

 

不安に感じる方もいらっしゃいます。

 

審査書類の郵送について、通常一般の銀行では“面前自署”が必須となっています。

 

銀行の窓口に行き、担当者から書類の記入箇所や記入内容を教えてもらいながら書類を

 

記入するので、ほとんど間違いがありません。しかも、その場で書類作成が完結します。

銀行は、担当者ががんばります!
銀行がおススメ

結局どちらの住宅ローンがおススメ?

私としては、ネット銀行で住宅ローンを組むことを、積極的にオススメしてはいません。

 

一般の銀行をおススメします。

 

なぜかというと、ネット銀行のローン審査は、お客様の手間になることが多いと感じるからです。

 

もちろんご希望があれば、ネット銀行の手続きもサポートさせて頂きますが、その前にお客様と

 

しっかり確認した上で必要と判断できれば、複数の銀行を同時並行で審査を進める方法を

 

アドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください♪

住宅ローン以外のご相談もどうぞ♪

当社は、「不動産を仲介するのではなくお客様の生活を創造する」をモットーに

 

不動産の任意売却の際は、お客様に寄り添いお客様の様々なご希望に丁寧に一生懸命

 

お応えするよう宅地建物取引士及び公認不動産コンサルティングマスターの資格を持った

 

経験豊富な社員が携わります。

 

今後の生活など様々なご相談内容によっては、弁護士・司法書士・土地家屋調査士等の専門家と

 

タッグを組んでこじれた糸を一つずつ解く様に解決に導いております。

 

これからも「不動産」を通してお客様の人生の一コマに参加させて頂けるような会社で

 

ありたいと思います。

 

どうぞ不動産に関する相談事は何でも「睦和商事」に相談ください。

 

睦和商事

 

川畑卓也