<<Z世代の賃貸物件ニーズをつかむコツ>>鹿児島市で土地・中古住宅の売買・賃貸物件の仲介する不動産

小学館　デジタル大辞泉によると

欧米諸国や日本などで、1990年代中盤から2000年代までに生まれた世代をいう。Y世代に続く世代。パソコンやインターネットの普及後に生まれたデジタルネイティブであり、従来型のマスメディアよりもSNSなどのソーシャルメディアを重視する傾向にあるとされる。ジェネレーションZ。

とされています。

年齢でいうと主に14歳から28歳くらいでしょうか？

Z世代の最大の特徴は、生まれた時からインターネットやデジタルデバイスが当たり前の環境で育ったいわゆる「デジタルネイティブ」であること。

当然、彼らの生活はスマートフォンが基本で、WEBメディアを通じての情報収集や、SNSによるコミュニケーションが日常として育ってきた世代です。

アンケートの調査では、住まい探しという観点では、次のようなZ世代らしい回答がみられました。

Z世代の生活はインターネットと切り離して考えられません。

YOUTUBE等の動画視聴、学生ならオンライン授業、ネットゲームなどでデータ量の多い通信も頻繁に行うため、高速通信環境のニーズも高いです。

また、Z世代は「時間に対するお得感=タイムパフォーマンス」略して「タイパ」に敏感な世代と言われ、手間暇かけずにすぐ高速ネットが使えるお部屋に人気が集まっていると考えられます。

Z世代はテレビへの依存度が低いことも特徴です。

調査でも、5人に1人がテレビを持たず、PCやスマートフォンで完結という結果に。

今は、テレビが無くてもPCやスマホでテレビを見れるアプリもあります。

新規入居者さんを募集するためにリフォームを行いますが、従来はテレビ設置を前提とした部屋づくりをしていましたが、ここ最近は、Z世代向けにはInstagramやTikTok,YOUTUBE等の撮影用に壁紙をアクセントのある壁紙にしてたり、照明を意識し、「撮影にすごく映える」お部屋を作るというのも一案です。

「推し活」とは、アイドルや漫画のキャラクターなどの「推し」いわゆるアイドルを愛でたり応援したりする活動のことです。

Z世代は「推し活」をされる方も多く、多様性の社会で育っていますので、自分自身のマニアックな面を隠すどころか、自己表現として積極的に公開するケースも多くみられます。

調査では全体の2割が、推しのグッズなどを陳列する「推し活スペース」を確保していると回答。

壁に棚を設置したり、収納や吊り収納など生活スペースを圧迫せずに、推し活を楽しめる空間をつくるのも有効と思います。

Z世代の重視する住まい設備の第1位がモニター付インターホンやインターネット無料ではなく「独立洗面台」である点にも注目です。

独立洗面台=メイクをする女性というイメージですが、最近は男性のスキンケアや美意識も向上しています。

男性のお化粧も世間では、浸透しつつあることを考えると、これからは性別を問わず独立洗面台が求められる時代なのかもしれません。

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川畑卓也

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