複数人で不動産を相続したけど処分したい!
2024年11月20日
皆さんこんにちは(*^_^*)
鹿児島市真砂本町にある不動産屋さん《 睦和商事 》です(。・ω・)ノ゙
ご兄弟でご両親から譲り受けた実家。思い出がたくさん詰まっているからこそ、安易に手放す決断が
できない方も多いのではないでしょうか。しかし、遠方に住んでいる、老朽化が進んでいるなど、様々な理由から、不動産を処分したいと考えている方もいるでしょう。この記事では、複数人で相続した不動産を処分したいと考えている方に向けて、その手順や注意点について解説します。
複数の人が不動産を相続した場合、どのように処分するのが最も効率的か、様々な角度から解説します。
複数の不動産を相続した場合のメリット・デメリット
複数人で不動産を相続する場合、相続人全員で話し合い、合意形成することが非常に重要です。
メリットとデメリットをしっかり理解し、最適な解決策を見つけるために、以下の点を考慮しましょう。
メリット
相続税の節税効果:
不動産を分割して相続することで、相続税の基礎控除額を複数人で利用でき、節税効果が期待できます。
不動産評価額が低い場合には、分割することで評価額がさらに下がる可能性もあります。
共有名義での所有:
不動産を共同で所有することで、管理の負担を分散できます。
将来的に不動産を売却する際にも、全員の同意を得ることでスムーズな手続きを進めることができます。
デメリット
意見の対立:
相続人全員が不動産の扱いについて同じ意見とは限りません。売却、賃貸、共有、といった様々な意見が飛び交い、意見の対立が生じる可能性があります。
管理の煩雑さ:
共有名義の場合、売却や賃貸など、不動産に関する重要な決定を下す際に、全員の同意が必要となります。
修繕やリフォームなど、不動産の維持管理に関しても、全員で話し合い、合意を得る必要があります。
分割の困難さ:
不動産を物理的に分割することが難しい場合や、分割によって不動産の価値が大幅に下がる可能性もあります。
相続税の申告が複雑化:
不動産を分割して相続する場合、相続税の申告が複雑になり、専門家のサポートが必要になることがあります。
その他考慮すべきポイント
不動産の状況:
不動産の所在地、種類、状態によって、最適な対処法は異なります。
老朽化が進んでいる不動産や、遠隔地に位置する不動産など、管理が難しい不動産の場合、売却が最善策となることもあります。
相続人の状況:
相続人の人数、年齢、職業、経済状況など、相続人の状況によって、最適な解決策は異なります。
例えば、高齢の相続人がいる場合は、早期に不動産を売却して現金化したいと考えるかもしれません。
税金対策:
相続税だけでなく、固定資産税や所得税など、様々な税金が考えられます。
税理士などの専門家に相談し、税金対策を検討することが重要です。
相続人全員で話し合って合意形成することが大切です。
複数人で不動産を相続する場合、メリットとデメリットをしっかりと比較検討し、相続人全員で話し合い、合意形成することが大切です。 もし、ご自身で判断が難しい場合は、弁護士や税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
当社は、「不動産を仲介するのではなくお客様の生活を創造する」をモットーに、不動産購入の際は、お客様に寄り添いお客様の様々なご希望に丁寧に一生懸命お応えするよう宅地建物取引士及び公認不動産コンサルティングマスターの資格を持った経験豊富な社員が携わります。
今後の生活など様々なご相談内容によっては、弁護士・司法書士・土地家屋調査士等の専門家とタッグを組んでこじれた糸を一つずつ解く様に解決に導いております。
これからも「不動産」を通してお客様の人生の一コマに参加させて頂けるような会社でありたいと思います。
どうぞ不動産に関する相談事は何でも「睦和商事」に相談ください。
川畑卓也